第1回「授業コンテンツの作り方」(4月22日)
平成20年4月22日(火)18時10分より、情報基盤センター第1実習室において、「WebClass利用講習会」を開催しました。WebClassとは学習活動を効率的にすすめるための学習管理システム(Learning Management System)の一つです。講師は高等教育開発センター専任教員、牧野治敏が担当し、山下茂教授(教育福祉科学部)と尾澤重知准教授(高等教育開発センター)がサポートを担当しました。
本講習会は、本年度の最初の講習会として、WebClassをこれから使ってみようという先生を対象に、内容を企画しました。講習内容の概要は、『WebClassコース管理者マニュアル』(Ver.7.0 2008/4)による以下の項目です(※管理者マニュアルは、WebClassにログインした直後に表示される「マニュアル」のページから閲覧できます)。
1.WebClass(ウェブクラス)とは
2.WebClassの内部構成
5.解説(コンテンツの作り方)
6.テスト(テスト/アンケートの作り方)
講習会は、上記マニュアルの項目、1、2及び5についての講師による説明で始まりました。その後、説明の内容を実際に体験するため、ユーザー(学生)の立場から授業で使われている「解説(授業コンテンツ)」を閲覧しました。閲覧した「解説」は、手入力による例、ワープロやプレゼンテーションを変換した例で、いずれも初心者にとって作成が容易で、しかも授業で利用しやすいものです。また、参考としてオンデマンド配信による授業記録ビデオも閲覧しました。
これらの作業でWebClassの「解説」を概観したのち、参加者はコース管理者(授業担当教員)の立場から、「解説」の作成を実習しました。また、簡単な試験問題(選択肢による解答、記述問題、レポート提出等)も作成しました。その際、WebClassによる多人数の試験方法に関する質問があり、参加者から様々な意見や提案が出されましたが、この議論については、次回以降も継続することとしました。
講習会は約2時間で終了しました。参加者は5名でしたが、和やかな雰囲気で講習会を進めることができました。ありがとうございました。
[参考]案内ページ
(更新)2008年4月30日
(文責)牧野 治敏