ジェネリック・スキル測定【PROGテスト】結果報告会のご案内

 この度、株式会社リアセックの協力により、体験版による本学でのPROGテスト結果と今後の対応について、教職員向けの報告会を以下のとおりに開催いたしますので、ご出席くださるようご案内申し上げます。

 

[講演会の概要]

  題 目: ジェネリック・スキル測定【PROGテスト】結果報告
  講演者: 松村 直樹 氏(株式会社リアセック 代表取締役社長)

  日 時: 2012年3月7日(水)10:30~12:00
  場 所: 教養教育棟27号教室(旦野原キャンパス)

 

[内容]

  1. GS測定テスト【PROG:Progress Report on Generic Skills】の概要
  2. 全国の大学生9,290名のデータと、本学受検者102名のデータとの比較分析
  3. キャリア開発支援・就業力育成の観点からみる課題と対応策
  4. 就職活動支援の観点からみる課題と解決策

 

 ジェネリック・スキル(Generic Skills)とは、専門的な知識とともに、社会人として活躍できる汎用的な能力であり、経済産業者や文部科学省が定義する「社会人基礎力」・「学士力」のように高等教育において身につけさせることが課題となっている注目すべきコンセプトです。

 企業では社会人としてのジェネリック・スキルをもった人材が求められており、就職活動においても重要視されるようになっています。このような要求にこたえるための方法の一つに、PROGテストがあります。

 PROGテストは、リテラシーの測定(情報収集力・情報分析力・課題発見力・構想力)とコンピテンシーの測定(環境と効果的に交渉する力を対課題・対人・対自己の三つの領域に分けて測定)から成り立っています。

 今回は学校法人河合塾と株式会社リアセック(株式会社リクルートの関連企業)が共同で開発したGS測定テスト【PROG:Progress Report on Generic Skills】の無料体験受検を、両社の協力を得て、牧野が担当する授業(「生活科指導法(小):学部専門科目」、「理科教育学入門:学部専門科目」、「カラダの見方・考え方:教養教育科目」)の履修者を対象に実施しました。(受検者数:102名)

 テストの結果は学生ひとりひとり個別の結果報告書でフィードバックされました。その個人向け報告書によって学生たちは、社会で求められている能力を知るとともに、それまで気づかなかった自分の強みや弱みを知ることができました。

 また、教養科目の受講生には、株式会社リアセックによる「テスト結果の解説セミナー」を実施しました。1・2年生に対しては学生生活の中でのジェネリック・スキルの伸ばし方についてもご指導頂き、大変好評でした。

 大学教育の質の向上が求められ、キャリア教育も重要視されているなかで、この報告会が今後の教育のあり方を考える一助になればと思います。先生方の参加をお待ちしています。

[参考] PROGの詳細 こちら へ(河合塾のPROG紹介ページ)

(文責)牧野 治敏

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