FD講演会「大学における教員養成の方向性」案内

大分大学では教育改革に向けて全学的な取組が進んでいます。
 特に教員養成に関しては、教育福祉科学部から教育学部へと改組し、その方向性をミッションの再定義により「地域密接型を目指す大学として、義務教育諸学校に関する地域の教員養成機能の中心的役割を担う」と、一層明確化しています。さらに全学の各学部の連携のもと「教員養成に関する大学全体の機能を活用するなど、総合大学の特性を活かして質の高い中学校教員等を養成する」ことも謳っています。
 一方、中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会による「これからの学校教育を担う教員の在り方について(報告)―小中一貫教育制度に対応した教員免許制度改革―(平成26年11月6日)」では、①教員免許制度の在り方、②教員養成の在り方、③教員採用の在り方等について、今後さらに検討を重ねていくとの報告がされており、この夏にも「まとめ」が予定されています。
 このような状況の中で、大分大学の教員養成について方向性を見据えておくためには、文部科学省が教員養成についてどのような将来像を描いているのかを知っておくことは重要であると考えます。
 そこで、今回のFD講演会には、文部科学省高等教育局の柳澤好治氏をお招きし、我が国の教員養成のあり方についてご講演いただく機会としました。柳澤氏は平成17年度から2年間、本県教育委員会生涯学習課長を歴任された方で、大分県の教育に大きな関心を持っていただいています。
 教員養成に関わる全学の教職員の参加をお待ちしています。

[講演会の概要]
 第1部: 「これからの教員養成に何を求めるのか」
   日 時:平成27年9月18日(金) 13:00〜14:40
   場 所:旦野原キャンパス:教育福祉科学部100号教室
   講 師:講師 柳 澤 好 治 氏 文部科学省 高等教育局 大学振興課 教員養成企画室長

第2部 柳澤好治氏を囲んでの情報交換会
 時間 講演会終了後 (予定15:00頃から)

(文責)牧野治敏

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