授業サロンの実施報告

 本年度の授業サロンを実施しました。
 授業サロンとは、4,5人のグループでお互いの授業を参観した後に検討会で意見を交換しあう、授業改善のための研修スタイルです。今回は高等教育開発センターFD・授業評価部門委員によりグループを構成し実施しました。基本的にはグループ全員の授業を参観しますが、授業時間が重なったり、受講生が少人数のため参考にならなかったりなどの理由により、以下の4つ授業を相互参観しました。

 ・11月10日(月・1)岩本先生(工学部) 専門科目
 ・11月11日(火・5)藤井先生(教育福祉科学部) 専門科目
 ・11月12日(水・1)牧野先生(高等教育開発センター) 教養科目
 ・11月13日(木・1)大井先生(経済学部) 専門科目

 それぞれの授業は、板書だけの授業、講義の後半を実習とする授業、授業の途中に問題演習を含んだ授業、クリッカーで学生の反応を見ながら進める授業など、形式は多様で、参観者には大いに参考となるものでした。

授業サロン1
伝熱学2

授業サロン2
美術鑑賞論

授業サロン3
交通論II

 

 授業参観が終了した後、11月19日(水)18時から高等教育開発センターで授業検討会を実施しました。
 授業検討会では、最初に授業者からの授業の概略と授業への工夫などが説明され、その授業について意見を交換しました。それぞれの授業記録も参考にしながら、和やかな雰囲気で話し合いが進みました。また、授業サロンのスタイルについても、今後の実施、普及を意図しながら意見を交換しました。このスタイルは、授業を参観し合うメンバーを限定することで、和やかな雰囲気で、話し合いが進み、授業に対するスタンスなど、細かなところまで話し合いができると好評でした。来年の前期もこのメンバーで続けてみようとの意見もありました。来年度は、グループの数を増やして実施したいと考えています。先生方の参加をお待ちしています。

(文責)牧野 治敏

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