カリキュラムポリシー策定・運用のためのワークショップ

 高等教育開発センター、全学教育機構共催による「カリキュラムポリシー策定・運用のためのワークショップ」が開催されました。概要は以下のとおりです。

 

[講演会の概要]

  日 時: 2012年9月5日(水曜日)9時〜12時
  場 所: 教養教育棟27号教室(旦野原キャンパス)

  
[内容]

挨拶 山崎副学長(教育担当理事)
ガイダンス:市原先生(高等教育開発センター長)
CP(カリキュラムポリシー)とはなにか。
DP(ディプロマポリシー)に沿った教育の実施とCP策定、運用の意義
大分大学学生像からみた、DP・CP策定と運用サイクルによる授業改善の必要性
CPを策定した他大学の事例紹介
カリキュラムチェックリスト作成手順の説明
 (センターが準備した枠組に、授業シラバスからデータを導入し作成する方法の説明)
カリキュラムチェックリスト(CCL)の事例紹介(資料配付)
経済学部の授業例「西洋経済史Ⅰ」「西洋経済史Ⅱ」市原先生
教育福祉科学部の授業例「教育本質論」岡田先生、「日本理科教育史」牧野先生
理工学系の授業例として「情報処理演習Ⅰ」山下先生
学部・学科・専攻等グループに分かれたカリキュラムチェックリストつくり
参加者が自分自身の授業科目を題材として、カリキュラムチェックリストの作成作業を行った。各自の授業のシラバスから、到達目標に記された事項が学部・学科のディプロマポリシーのどの項目と関係があるのかを検討するとともに、必要に応じてシラバス(主として到達目標)の修正を行った。

 

 約1時間の作業後に各学部の代表者として、堀先生(教育福祉科学部)、劉先生(工学部)、鵜崎先生(経済学部)から、カリキュラムチェックリストの披露とその解説が行われた。
 最後に、高等教育開発センター長から今後のスケジュールと各学部への作業依頼があった。フロアからの意見により、シラバスの書き換えだけでなく、ディプロマポリシーの再検討も今後の課題となる可能性について議論された。また、教養教育科目についても今回と同様の作業が必要であることが確認された。

 

[今後のスケジュール(予定)]

第1回 今回
第2回 10月下旬 CCLからCM(カリキュラムマップ)作成
第3回 11月下旬 CCLとCMによるシラバスの見直し
第4回 12月下旬 シラバス見直し
第5回 2月 見直されたシラバス、課程によるDP見直しとCP作成

 

[ワークショップの様子]

(文責)牧野 治敏

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