FD講習会「WebClass(授業・学習支援システム)利用講習会」の概要報告

第2回「学習確認・理解確認のためのツール

 平成19年11月20日(火)18時10分より、総合情報処理センター実習室において、WebClass利用講習会を開催いたしました。 WebClassとは、総合情報処理センターの機器更新に伴い、本年度より導入されたLMS(ラーニング・マネジメント・システム)です。講師は前回に引き続き本センターのコミュニケーション能力開発部門部門長の山下茂教授(教育福祉科学部)にお願いしました。

 本センターが主催するWebClass講習会の第2回です。今回はWebClass上で学生の学習進度や理解度を確認するためのテストやアンケートの作成方法についての説明と実習でした。「WebClassコース管理者マニュアル」の「第1章 WebClass概要」と「第4 テスト/アンケート1」、「5章 テスト/アンケートⅡ」、「第6章 ファイルの取り込み方法」についての説明と実習でした。また、テスト作成用のアプリケーション「Hot Potatoes」についても紹介がありましたが、その効果的な活用方法については今後の課題ということでした。

 前回と同様に、約1時間の説明の後、テスト問題をWebClass上で作成しました。今回の実習中にも、前回を同様にWebCTとの比較が話題になりました。WebClassはシステムを理解しやすい反面、カスタマイズの自由度が小さいので、問題の作成にあたっては表現方法等の工夫が必要であるとの意見がありました。その対策のために、利用者を拡大し、それぞれの利用者のノウハウを集約する、あるいはアイデアを提供してもらうシステムの必要性が提案されました。今回が始めての参加者には、前回の内容である解説の作成等を含めて個別に説明しました。

 最後に講師の山下先生から、本年度の「きっちょむフォーラム」において、学習管理システムによる授業実践と可能性について報告しますとの案内がありました。

 挾間キャンパスからも参加いただき、今回の参加者は9名でした。約2時間にわたる説明と実習の後、講習会を終了しました。

 

 

(文責)牧野 治敏
    尾澤 重知

関連記事

ページ上部へ戻る