「学習ボランティア入門」にて大分県南落語組合「豊後家歌八さん」の落語講演

12月14日(水)、高等教育開発センターの安部耕作准教授が担当する教養教育科目「学習ボランティア入門」において、落語を基本活動とし、地域と密着した文化活動が際立って評価されている、大分県南落語組合の豊後家歌八さん(本名:三浦芳行氏)を講師にお招きし、落語を始めたきっかけ、方法、心構え等をお伺いし、併せて、落語を実演していただきました。

実演に当たり、高座は教室の机を利用し、その上に緋毛氈と座布団、高座の前にはメクリ(右写真)、出囃子に合わせて手拭いと扇子を持ち着物姿で登場した豊後家歌八さん、高座に上がった瞬間、教室が寄席に変わりました。

今は若い子にも人気だという落語、身振り手振りのみで噺を進め、巧みに落ちをつける落語に一同見事にハマリました。年に60回も依頼がある豊後家歌八さんの落語は、場の雰囲気に合わせアドリブを駆使したお噺で、落語に対する三浦さんの熱意と努力を感じました。最後に、学生からの質問に対して、「どんな人にも好きなこと、やりたいことが一つはある。それを見つけることが大切」という三浦さんの言葉がとても印象的でした。

今日は、通常の授業とは異なり大笑いして幸せな気分になりました。(参加者23名)

 

 

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